2016年8月1日月曜日

「權ゼミ まちキャン出張」の巻 その1


ひさしぶりの更新です。


タイトル通り、まちキャンに出張 (バスで15分) してまいりました。







どういうことかといいますと、

まちキャンには「市民プロデュース講座」というものがありまして、それに応募した結果、

私たちが「十分杯」の講座をプロデュースすることになったのです。



講座は、5月11日、18日、25日の3週にわたって開催しました。





・5月11日 (1週目):牧野忠昌さま、内山弘さま のご講演



講座1回目は、「長岡藩と十分杯」と題し、講義形式で行いました。

はじめに、長岡歯車資料館長 内山弘さまより、十分杯の原理や構造、歴史等について

ご講演を頂きました。

一般的な「さかずき型」の十分杯と「欹器(いき)十分杯」の違いについて等、興味深い話

ばかりで、参加者の皆様も真剣に聞き入っておられました。

↑ 内山さまのご講演





続いて、長岡藩牧野家第17代目のご当主 牧野忠昌さまより、長岡藩と牧野家そして十分杯の

関わりについてご講演を頂きました。

牧野家に伝わる資料等をもとに、名君とうたわれた3代当主 牧野忠辰公など、歴代当主の

お人柄や功績などについて、詳しくお話をいただきました。

話の中には、少し変わったエピソードもあり、時折笑い声も聞こえ、和やかなムードの中に

お互いの真剣さが見え隠れするような雰囲気でした。

↑ 牧野さまのご講演



講演の後は質疑応答の時間となり、参加者との間で活発なやりとりが行われました。

その中で、私たちゼミ生も、今まで気になっていたことなどを知ることができ、充実した

時間になったと思っています。




会場では講座終了後も話は尽きず、牧野家所蔵の十分杯と、内山さま制作の欹器十分杯を

囲んでのフリートーク状態となり、多くの方が会場にて十分杯や長岡藩のことを語り合って

おられました。



↑ 講座終了後の様子


このような形で、第1回講座は盛況のうちに幕を閉じました。

そして、3回のうち最大の盛り上がりを見せた、第2回講座へと続いていきます。







次回、『 「權ゼミ まちキャン出張」の巻 その2 』 へ続く ⇒




文責 n.t.

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